クラリオン「クラウド型音声認識検索機能」でナビの音声操作が激変!? 発売【CEATEC JAPAN 2013】

AppleのSiriを採用したのは新型ホンダ・フィットですが、クラリオンとGoogleがタッグを組んで開発した「Intelligent VOICE(インテリジェントボイス)」は、「近くのマック」や「大宮新都心のラーメン屋」などの曖昧な情報でもインターネット上の情報の中から音声認識に必要な情報を検索できるというものです。

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クラウド型ですから情報はサーバーに任せ、Googleの音声認識技術とGoogleプレイス情報を活用。クラリオンがもつロードノイズや風切り音などのノイズキャンセル技術を活用することで、高いヒット率を実現しているといいます。

今回の「Intelligent VOICE」はフェーズ1、つまり第一段階とうことで、来年辺りに出てくるフェーズ2では対話型を目指し、「お腹すいた」と発話すればナビと対話しながら好みの食事スポットを探せるというところまで行けそうとのこと。

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スマホではNTTドコモの「しゃべってコンシェル」などで対話型が実現していますが、カーナビの目的地検索でも対話型がすぐそこまで来ています。

さて、今回発売された「Smart Accessリンク ワイド7V型VGA地上デジタルTV/DVD/SD AVナビゲーション」の「NX713」は、上記の「Intelligent VOICE」のほか、BluetoothでHTML5データを送受信できる「Smart Access 4Car」に対応し、多彩なアプリが使えます。

インターフェイスではスマホ感覚のフリックオペレーションのほか、地図差分更新やミュージックキャッチャーに対応し、独自の音響技術「Intelligent Tune(インテリジェント チューン)」により高音質で音楽を楽しめます。

発売は10月上旬からで価格はオープンですが、店頭予想価格は15万円前後です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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