ティーザー花盛りのいま、以前のモーターショーで当たり前だった真の意味でのワールドプレミアが少なくなってきています。まず写真や動画で話題を喚起して、ショーで実物を見せるという手法が定着しているわけです。アンベールされる瞬間のドキドキ感は薄まってしまっていますよね。
こちらも既報のとおり、ランボルギーニ「ガヤルドLP570-4 Squadra Corse(スクアドラ・コルセ)」が公開されました。
内外装に採用されたカーボンとアルミからなる軽量ボディは、「ガヤルドLP560-4」から約70kgのダイエットに成功した材料置換の好例といえるもので、570ps/8000rpm、最高速320km/h、0-100km/hは3.4秒で到達するV10エンジンを搭載。
6速のeギヤと呼ぶトランスミッションも搭載し、パドルシフトでの瞬時の変速が可能。
ちなみに「Squadra Corse(スクアドラ・コルセ)」という名は、欧州、アジア、アメリカでGT3から「ランボルギーニ・スーパートロフェオ選手権」までを統括する部署名から命名されたそうです。
(塚田勝弘)