前回もお届けした、フォルクスワーゲン・ポロの新グレード「Polo BlueGT(ポロ・ブルーGT)」は、4気筒のうち低負荷時に2番、3番シリンダーを休止する気筒休止システム「ACT」を搭載。回生ブレーキシステムやアイドリングストップも装備することで、21.3km/LというJC08モード燃費を達成しています。
VWポロといえばライバルよりもやや古参になりつつも、Bセグメント随一といえる走りや高い質感などが自慢。最近では弟分のup!に話題が集まりがちでしたが、ポロ・ブルーGTの投入で注目度が高まる気がします。
魅力は燃費や走りだけでなく、専用の「GT」バッヂが付くフロントグリルやバンパー、リヤスポイラー、ブラックドアミラー、ハロゲンヘッドライトによるスポーティな外観はキリッとした見た目で若々しさも感じさせます。
専用スポーツサスペンションと17インチアルミホイールを履きますが、足の動きは硬すぎることなく、お年寄りや小さな子どもがいるファミリーでも十分許容できる乗り心地に収まっています。
それでいながらお伝えしたように、ポロGTIと同じ厚いトルクによる、出足の鋭さも味わえますからホットな走りも楽しめます。
専用カラーコーディネイトされたインテリアもフレッシュな印象で、Bセグメントでも、燃費も走りも内・外装スタイルも我慢したくないというユーザーに最適なモデルといえます。
(塚田勝弘)