なんのため? ボンネットを開けエンジンに人を乗せ爆走!【動画】

ラリーっていう競技は、ときどき信じられないことが起こります。というか、ラリーをやっているひとたちが、ときどき信じられないことをする、といったほうが正確かもしれません。以前、ボンネットが開いたままガンガン攻めているラリーカーを紹介しましたが、今回はその上をいっています。

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短いのでよく見てください。未舗装路を走ってきて、曲がっていくラリーカーのボンネットが開いています。それだけでなく、エンジンルームの上にひとがいるではありませんか!

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アルゼンチンでのラリーで起こった出来事ですが、なんでもアクセルワイヤーがトラブルを起こしてしまったために、区間最後の800mあまりを、コ・ドライバーがエンジンの上に乗り、手で直接スロットル操作をしながら走りきったということなのだそうです。けっこうスピードを出しているように見えますが、これはみずからスロットル操作をしているボンネット上のコ・ドライバー自身の責任ってわけですね。ギヤチェンジのときはどうしたんでしょうかねぇ。

(まめ蔵)

 

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
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