ホンダ新型フィット登場、価格は126.5万円~、燃費は最良で36.4km/L

「FIT 3」こと3代目ホンダ・フィットがついに登場しました。

その開発コンセプトは、ホンダの歴史そのものといえる「スーパーカブ」にも通じる普遍的価値。グローバル・コンパクトカーの新基準となるべく生み出されました。

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事前のアナウンス通り、搭載されているパワートレインは、1.3リッター「アトキンソンサイクル」ガソリンエンジン、1.5リッターガソリン「直噴」エンジン、そして1.5リッターアトキンソンサイクルエンジンに1モーター7速DCTを組み合わせた「スポーツハイブリッドi-DCD」の3種類となっています。全車アイドリングストップを装備、燃費性能を意識した内容です。

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また、センタータンクレイアウトは踏襲しながら、新しいモジュール思考の設計となったボディは、骨格を強くする構造となり、剛性が上がっているということです。さらに、リヤサスペンションの構造を見直すことにより、前後シート間の距離を伸ばし、キャビンも広くなっているといいます。

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ボディサイズは全長3955mm、全幅1695mm、全高1525~1550mm。車重は970~1160kg。グレードは13G、15X、RS、HYBRIDの4つを基本としています。メーカー希望小売価格とエンジン、変速機の組み合わせ、燃料消費量は以下のようになっています。

13G(FF・CVT):126.5万円 26.0km/L
13G(4WD・CVT):145.4万円 20.6km/L

13G Fパッケージ(FF・5MT):136万円 21.6km/L
13G Fパッケージ(FF・CVT):136万円 24.4km/L
13G Fパッケージ(4WD・CVT):154.9万円 19.8km/L

13G Lパッケージ(FF・CVT):146.1万円 24.4km/L
13G Lパッケージ(4WD・CVT):165万円 19.8km/L

13G Sパッケージ(FF・CVT+パドルシフト):156万円 24.0km/L
13G Sパッケージ(4WD・CVT+パドルシフト):174.9万円 19.8km/L

15X(FF・CVT):158万円 21.8km/L
15X(4WD・CVT):176.9万円 19.0km/L

15X Lパッケージ(FF・CVT):168万円 21.8km/L
15X Lパッケージ(4WD・CVT):186.9万円 19.0km/L

RS(FF・6MT):180万円 19.0km/L
RS(FF・CVT+パドルシフト):180万円 21.4km/L

HYBRID(FF・i-DCD):163.5万円 36.4km/L
HYBRID Fパッケージ(FF・i-DCD):172万円 33.6km/L
HYBRID Lパッケージ(FF・i-DCD):183万円 33.6km/L
HYBRID Sパッケージ(FF・i-DCDパドルシフト):193万円 31.4km/L

ボディカラー
ビビッドスカイブルー・パール〔HYBRID専用(新色)〕、サンセットオレンジII(RS専用色)、アトラクトイエロー・パール(新色)、プレミアムホワイト・パール、ミラノレッド、ライトベージュ・メタリック(新色)、ティンテッドシルバー・メタリック(新色)、ブリリアントスポーティブルー・メタリック(新色)、プレミアムノーザンライツバイオレット・パール、アラバスターシルバー・メタリック、クリスタルブラック・パール、

インテリアカラー(全6色)
〔13G〕:ブラック
〔15X〕:アイボリー、ブラック
〔15X・Lパッケージ〕:ブラック(コンビシート)
〔RS〕:RSブラック
〔HYBRID〕:ライトグレー、ニュアンスブラック
〔HYBRID・Lパッケージ〕:ブラック(コンビシート)
〔HYBRID・Sパッケージ〕:RSブラック 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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