安いと言われる軽自動車税、実はトラックは割高だった!

スズキの新型「キャリイ」発表会にて、鈴木修会長が軽自動車税の増税について『弱い者いじめ』だと発言したことが話題を集めています。

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その発端は、軽自動車税が登録車に対して割安に見えるということから、増税やむなしというトレンドに対するものなのですが、じつは軽自動車税は登録車と比べると割高な部分もあります。

少なくとも、キャリイのようなトラックについていえば、登録車のほうが『優遇』されています。

それは、自家用の自動車税・軽自動車税を比べてみれば一目瞭然。

軽トラは、軽自動車の商用という区分ですから、軽自動車税(自家用)は年間4000円。

一方、乗車定員3名以下の登録車のトラックは最大積載量に応じて自動車税が課せられますが、自家用・1t以下の場合は年間8000円。1t超~2t以下では年間11500円となります。

ちなみに、軽トラの最大積載量は350kgで乗車定員は2名。最大積載量を基準にして比べると、軽自動車税は割高といえるのです。

もちろん、車検期間の違いなどもあり、実際の維持費は異なってきますが、少なくともトラックにおいて、自動車税・軽自動車税を比較すると、軽自動車は優遇とはいえないのです。
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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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