エクシーガが年次改良を実施し、アプライドモデルF型となりました。今回の改良では新たなボディカラーに、バーニッシュドブロンズ・メタリックが追加となったほか、グレード体系を見直し、2.5L 水平対向4気筒DOHCエンジンを搭載する2.5i系と2.0L水平対向4気筒 DOHC インタークーラーターボエンジンを搭載する2.0GT EyeSight系の2種類となりました。
2.0GT系ではE型に設定されていた2.0GT EyeSight アルカンターラセレクションを2.0GT EyeSight L Packageと名称を変更。センターとシフトパネルには新たにピアノブラック調パネルを採用しています。価格は従来モデルより7万3500円高となりますが、今回の改良によりキーレスアクセスプッシュスタートが標準装備となっているため、実質価格は据え置きといえます。
2.5i系では従来の2.5i、2.5i EyeSightに加え、2.5i系も従来のアルカンターラセレクションから2.5i EyeSight L Packageへ名称が変更されました。さらにE型で特別仕様車として設定されていた2.5i spec.B EyeSigtも引き続き設定されたほか、新たに2.5i EyeSight S Packageを特別仕様車として新設定。
2.5i EyeSight SPackage は2.5i spec.B EyeSightに装着されるビルシュタイン製ダンパーや18インチホイールを装備し、2.5i spec.Bと同様スポーティな走りが魅力のモデルとなっています。
2.5i spec.Bとの相違点はエクステリアでは、ホイールの塗装がブラックからハイラスター塗装になるほか、ドアミラーがブラックからサテンメッキ、フロントグリルもブラックから標準モデルと同一のメッキタイプとなる点。インテリアではspec.Bではステアリング、シートにレッドステッチは入りますが、S Packageではステアリングはブラックステッチ、シートはシルバーステッチとなります。シート表皮もspec.Bではブラックのアルカンターラを使用していますが、S Packageではシルバーのアルカンターラを使用しています。
内外装共にブラック系のパーツを多く採用し精悍なイメージのspec.Bに対し、S Packageではシルバー系のパーツを使用することで上質なイメージとしています。どちらも動力性能、装備をはじめ、価格も同一となっているので好みに応じて選択が可能になったといえるでしょう。
精悍なspec.Bか、上質なSPackageか、皆さんならどちらを選択しますか?
(井元 貴幸)