ドライブレコーダー選びで見逃しがちな点とは?

カー用品市場で最も熱いジャンルといえば、現在はドライブレコーダーで間違いないでしょう。

売り場に行くといろいろなタイプが並んでいて、最近ではPNDの「ゴリラ」からドラレコ付PNDが登場したのもご紹介しました。

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最近では後方を撮影できるタイプもリリースされており、何を選んでいいか迷う人も多いでしょうが、注意したい点がいくつかあります。

1:バックアップ機能があるか

これは、多くのドラレコがシガーソケットから電源を取るため、事故の衝撃でシガーソケットが壊れたり、抜けてしまったりしても肝心な映像が撮れているか、というチェック項目。

2:画面の見やすさは、画素数や解像度だけで決まらない場合も

ナンバープレートや信号機を読み取ることが大切で、最近流行のフルハイビジョンなら問題はないです。しかし、VGAの30万画素程度でもCAMOSセンサーが付いていれば、夕暮れ時や夜間でも意外と視認できるタイプが多いです。

3:LED信号に対応しているか

最近増えているLED信号は、肝心な時に映像や画像に映っていないという可能性があります。フレームレートが30fpsだと西日本の60Hz地域だと消えてしまうので要注意。

4:録音機能はあるか

万一の事故時は音も重要な証拠になるので、録音機能は欲しいところ。

5:液晶画面の有無は?

その場で確認できますが、万一に備えるのであればなくてもOK。デジカメ感覚で静止画も取るなら液晶画面は欲しい。

ほかにも、ポイントはいくつかありますが、最初で紹介したバックアップ機能はとくに見落としがちな点で、有名メーカー、最新モデルでも必ずあるとは限りません。お店の方やメーカーなどに気になるモデルは確認したほうがいいでしょう。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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