7月の登録車ランキングはアクアがトップ奪還

自販連(日本自動車販売協会連合会)調べによる、2013年7月の国内乗用登録車(軽自動車=届出車は含まれません)の販売ランキングが発表されています。

 3ヶ月連続トップだったプリウスが2位となり、トップの座には再びアクアがついています。

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1位 トヨタ アクア 28,657台
2位 トヨタ プリウス 23,067台
3位 日産 ノート 11,712台
4位 ホンダ フィット 11,553台
5位 トヨタ ヴィッツ 9,181台
6位 日産 セレナ 9,005台
7位 トヨタ カローラ 7,331台
8位 トヨタ クラウン 6,724台
9位 ホンダ ステップワゴン 6,715台
10位 スバル インプレッサ 5,714台

2位となったプリウスですが、先月の21,809台より販売台数は増えています。また、先月3位だったフィットは、さすがに9月のフルモデルチェンジを控えて4位へとランクダウン。

6~10位では、日産セレナ、ホンダ・ステップワゴンといった定番のミニバンモデルが、それぞれワンランク順位を上げているのが目立つところ。一方で、クラウンは先月の6位から8位へと後退。いよいよ新車効果も落ち着いてきたようです。

10位にはスバル・インプレッサが再びランクイン。XVハイブリッドの効果が出てきたといえそう。また、先月までベスト10内の常連だったホンダ・フリードは2,740台で23位と大幅に台数を減らしているのがランキングに大いに影響しています。

来月の注目は、ハイブリッドが追加されたカローラと、フルモデルチェンジ直前のフィット。この2台がランキングを大きく動かすことでしょう。

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(山本晋也)

 

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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