「2020年までに、新しいボルボ車において、交通事故による死亡者や重傷者をゼロにする」 という 「ビジョン2020」を掲げるボルボカーズ。そのシンボル的なテクノロジーといえる自動ブレーキ機構を搭載したクルマのセールスが累計100万台を超えたことが発表されました。
ボルボの安全装備といえば、赤外線レーザーで前方車両を検知してブレーキを作動させる「シティ・セーフティ」と、ミリ波レーダー&カメラによって歩行者や車両を感知して自動ブレーキをかける「ヒューマン・セーフティ」という2つの自動ブレーキを備えていることでも知られています。
その安全性について、スウェーデン国内での調査によると、「シティ・セーフティ」の採用によって追突事故を23%も減らすという研究結果も出ているほどです。
第一世代の衝突被害軽減システムが登場したのは2006年、歩行者検知型自動ブレーキは2010年からといいます。じつに、わずかな期間で累計100万台に達したといえるでしょう。このイキオイで、ますます”ぶつからないボルボ”が増えていきそうです。
ちなみに、日本代表の”ぶつからないクルマ”といえるスバルの「アイサイトver.2」搭載モデルは、2010年5月の発売から2013年3月までに国内累計販売10万台を超えたことが発表されています。
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(山本晋也)