日本ではハイブリッドの追加設定が話題になっているカローラ。世界のベストセラーモデルとして、各地域に合わせた進化を遂げています。たとえば北米市場では若者向けのスタイリングを身にまとっています。
欧州市場に向けたカローラは、1.33L の4気筒ガソリンエンジン(1NR-FE型)をベーシックグレードに搭載、さらにガソリンエンジンは1.6L可変バルブタイミング付きエンジン(1ZR-FE型)、1.6Lバルブマチックエンジン(1ZR-FAE型)、北米仕様にも積まれる1.8Lエンジン(2ZR-FE)を展開します。もちろん欧州仕様にはディーゼルも用意。4気筒8バルブSOHCの1.4Lディーゼル(1ND-TV型)は、コモンレールシステムでピエゾインジェクターという最新トレンドの燃料噴射システムを持っています。いかにも欧州仕様らしいのは変速機の設定。1.6L・1.8LガソリンエンジンにCVTが用意されていますが、6MTとの組み合わせが基本となります。
世界のベストセラーカーとして累計4000万台を超えているというカローラ。この11代目のコンセプトは、各市場のニーズに応えることといいますが、まさに各国の仕様は、それぞれの市場トレンドを示しているといえそうです。
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(山本晋也)