ダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシスト」が発売半年で5万台に搭載

ダイハツが2012年12月のマイナーチェンジでムーヴに設定した衝突回避支援システム「スマートアシスト」搭載車の累計販売台数が2013年6月18日時点で5万台を超えたことが明らかとなりました。

ムーヴといえば、2013年度に入ってから、月販1位を連続するなど、好調なセールスを維持していますが、その理由のひとつに、この軽自動車のプライスゾーンにマッチした衝突回避支援システムも一役かっているようです。

 

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フロントグリルに埋め込まれたレーザーレーダーを主なセンサーとして使うダイハツの「スマートアシスト」は、低速衝突回避支援ブレーキという安心の機能を5万円というリースナブルなプライスで手に入れられることでも話題。ムーヴにおける「スマートアシスト」の搭載率は約6割ということです。 

「低速域衝突回避支援ブレーキ機能」 「誤発進抑制制御機能」 「先行車発進お知らせ機能」 「VSC・TRC」という4つの安全機能の総称である「スマートアシスト」。ユーザーから、これだけ支持されているということは、軽自動車マーケットにおける安全装備への意識も高まっているという証ともいえそうです。 

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(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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