355馬力にパワーアップ!「フェアレディZニスモ」が登場

日産は、フェアレディZのスポーツ性を高めたスペシャルバージョンとなる「フェアレディZ NISMO」を発表しました。

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2013年1月に発表した「ジュークNISMO」に続く第二弾のコンプリートモデルになります。NISMO専用のデザインとされ、空力に優れたアピアランスチューンを受けているほか、NISMOがモータースポーツで培ってきた経験と技術を投入して、足回りやパワートレインのトータルバランスを考慮した、運動性能を向上させているということです。

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専用カバーの与えられたVQ37VHRエンジンは、等長フルデュアルエキゾーストシステムやチューニングコンピューター(ECM)といったモディファイを受け、最高出力は261kW(355PS)に達しています。これは標準車に対して、14kW(19PS)のアップとなります。またトルクも標準車の365Nmに対して374Nmへとなっています。

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サスペンションも専用品となり、またヤマハ製パフォーマンスダンパーを前後にセットすることでボディ剛性のコントロールも行なっているという具合です。そのほか各部に補強パーツも追加されています。

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インテリアでは、赤いセンターマークを配置した本革・アルカンターラの専用ステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ付)と、赤い文字盤にnismoロゴを配した専用タコメーターがスペシャル感を高めています。

日産のモータースポーツを支えるNISMOスピリットが詰め込まれた「フェアレディZニスモ」、トータルにパフォーマンスアップしたスペシャルバージョンです。

メーカー希望小売価格は6MTが5,218,500円、7ATが5,323,500円。ボディカラーは、ブリリアントホワイトパール、ブリリアントシルバー、ダイヤモンドブラック、バイブラントレッドの4色となっています。

●主要諸元
全長:4405mm
全幅:1870mm
全高:1315mm
ホイールベース:2550mm
車両重量:1540kg
エンジン型式:VQ37VHR
エンジン形式:V型6気筒DOHC
最高出力:261kW/7400rpm
最大トルク:374Nm/5200rpm
タイヤサイズ:前245/40R19・後285/35R19

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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