知ってますか? クルマにかかる税金はナント9種類も!

2014年4月には消費税が8%、2015年10月には10%に上がりますが、消費税増税が決まった際にも話題になったのがクルマにまつわる税金です。クルマにかかる税金は9種類もあります。中でもクルマに乗る人はもちろん、自動車メーカーや日本自動車工業会などが以前から指摘してきたのは二重課税の問題。

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クルマを購入する際にかかる取得税(50万円以上)に対して、さらに現時点でも5%の消費税がかかる。さらに、ガソリンを入れるとかかる揮発油税、地方揮発油税に加えて、こちらも消費税がかかります。税金に税金を上乗せ、しかも取得税は中古車でも取るわけですから同じクルマで何度もオイシイわけです。

11現在では自動車取得税、消費税、排気量によって異なる自動車税、軽自動車税、重量税、ガソリンの揮発油税、軽油取引税、LPガスの石油ガス税、地方道路税と税金のオンパレード。

なお、ご存じのように自動車税と軽自動車税は4月1日時点が課税の基準日。自動車税は、抹消登録日の翌月から3月までの自動車税が還ってきますので、下取りを出す際などは販売店の担当者に伝える、もしくは自身での手続きをお忘れなく。放っておくとソンしますよ。逆に自動車税を払い忘れると延滞税もかかります。

しかし、これだけ税金がかかっていて消費税増税となると、エコカー減税の恩恵なんて焼け石に水という気もします。

※写真と本文は関係ありません

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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