海辺のモーターホームから、ヘルメットをかぶったオジサンが出てきます。『ラ・マンチャの男』の名曲『見果てぬ夢』にあわせてオジサンがまたがったのはモンキーZ。しかしモンキーZはいつのまにか、スーパーカブに変わり、S500へとどんどん進化していきます。
NSXあり、VFR1200あり、それどころかパワーボートにホンダジェットまで登場し、最後はASIMOに風呂をわかしてもらっています。このオジサン、2分半のドライブのあいだにホンダの歴史を追体験しているわけです。それにしても、ホンダももちろん実用車を主力とした自動車メーカーなんですが、こう見ると、これまでの歴史の中で、ユーザーに夢を与えるような製品を要所要所に作っているんですね。この歴史は財産ですね。
かつてビートに乗っていた私からすれば、「ビートも入れんかい!」と一瞬思いましたが、たぶんこれ海外のCMだからビートは出てこないんでしょうね。
(まめ蔵)