ジープのコンパクトSUV「コンパス」はFFか? 4WDか?

2012年に日本上陸を果たしたジープのCompass(コンパス)は、日本のジープモデルでは初となる2WD(FF)のみのシティクルーザーで話題を集めました。BMWやフォルクスワーゲン、そして日本車メーカーも力を入れている2WDのSUVです。

Jeep Compass Limited

7月13日から発売される新型ジープ・コンパスは、フロントグリルのクローム仕上げやグリル内をビレットシルバーに(Limited)変更するなど、グランドチェロキーのような存在感と高級感演出を図っています。

インテリアも「COMPASS」のロゴやジープのブランドロゴが、シルバー仕上げのアクセントやトリムに刻印されるなど、質感向上に余念がありません。

そして最大の変更点が、「Sport」の2.0L、「Limited」の2.4Lの直列4気筒DOHCエンジンに、吸排気ともに可変バルブタイミング機構(VVT)を搭載した点で、全回転域のトルクカーブの最適化、出力および燃費向上を図っています。

また、電子制御式の新型6速ATが組み合わされることでJC08モード燃費10.7km/Lを実現しています。

グレード展開も変更され、新グレードの「Sport」が2WD(FF)で265万円、325万円の「Limited」は、やはりジープには4WDが必要! という判断からか電子制御式4WDとなります。
sスクリーンショット 2013-05-28 11.23.27

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる