意外!? 日産の商用バンがCVTの採用でエコカー減税の対象に!

 日産自動車は、商用バン「AD」、「ADエキスパート」を2013年5月20日にマイナーチェンジしています。

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今回の改良ポイントは、1.5Lエンジン搭載車にCVTを採用したことです。これによりJC08モード燃費を17.4km/Lとして、1.5L全車がエコカー減税100%の対象となり、自動車取得税と自動車重量税が免税となっています。

CVTは耐久性に難ありと言われていた時代もありましたが、いまや商用バンというタフな使われ方でも対応できるということなのでしょう。また、今回のマイナーチェンジでは全車のメーターデザインを変更、瞬間燃費・平均燃費・航続可能距離を示す燃費計を標準設定としています。インストルメントパネルもブラックに変更されていますが、ADの象徴的な装備といえる「ホワイトボード付き小物入れ」は健在です。

FWDが1.5L+CVT、1.8L+4AT、4WDは1.6L+4ATという3種類のパワーユニットが用意される、AD/ADエキスパート。メーカー希望小売価格は1,452,150~1,810,200円となっています。

 

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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