7代目VWゴルフ、日本での価格は戦略的な249万円〜と発表!

フォルクスワーゲンの日本正規輸入開始60周年も祝う、導入記念限定車「デア・エアステ」をすでに発表している新型フォルクスワーゲン・ゴルフ。その正規導入がついに始まりました。

今回、発表されたのは3グレード。「ゴルフ TSI トレンドライン」(249万円)、「ゴルフ TSI コンフォートライン」(269万円)、「ゴルフ TSI ハイライン」(299万円)と、価格的にも注目となっています。

VW Golf7_13

フォルクスワーゲンの環境技術トレンドといえるダウンサイジング指向(小排気量・過給エンジン)は、いずれのグレードにも共通するところで、「ゴルフ TSI トレンドライン」、「ゴルフ TSI コンフォートライン」には1.2L DOHCターボが、「ゴルフ TSI ハイライン」には気筒休止システムも搭載した1.4L DOHCターボが搭載されています。

スペックは、1.2Lが最高出力77kW(105PS)/4500-5500rpm、最大トルク175Nm(17.8kgm)1400-4000rpm。1.4Lが最高出力103kW(140PS)/4500-6000rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpmとなっています。

どちらも7速DSG(デュアル・クラッチ・トランスミッション)と組み合わされ、アイドリングストップ機構や減速エネルギー回生システムを採用。JC08モード燃費は1.2Lが21.0km/L、1.4Lは19.9km/Lとなり、全車でエコカー減税100%対象となりました。

さらに、安全性能ではミリ波レーダーを使った衝突被害軽減システムの「フロントアシストプラス」を標準装備。このミリ波レーダーを活用した全速域クルーズコントロールはTSI コンフォートライン、TSI ハイラインに標準装備、TSI ハイラインにはクルマのフラつきを感知してステアリングを補正を行なうレーンキープアシストも装備されます。また他のグレードでもオプションにて選べるようになっています。

環境、安全という現代の自動車に求められる性能を高次元で実現した新型フォルクスワーゲン・ゴルフ。その戦略的な価格もあって、おおいに注目の一台となることでしょう。

■主要スペック
ゴルフTSI ハイライン
全長:4265mm
全幅:1800mm
全高:1460mm
車両重量:1320kg
エンジン総排気量:1394cc
最高出力:103kW(140PS)/4500-6000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpm
JC08モード燃費:19.9km/L
タイヤサイズ:225/45R17

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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