日産が初めて軽自動車の企画・開発・デザインの各段階から取り組んだ車両「DAYZ(デイズ)」が、6月に登場します。
~ 特に用事がなくても、毎日クルマでどこかに出かけたくなる ~
そんな、気軽さ&楽しさが、いっぱい詰まった一台に仕上がっているようですよ。
見た目って大事
今までの軽自動車というのは、どちらかというとキュート・カワイイ系のイメージが強かったと思いますが、ご覧の通りDAYZは、威風堂々という感じ。
このスタイリングで、軽自動車サイズに収まっているので、取り回しは楽チン。
チョイノリから、気晴らしの長時間ドライブまで、楽しませてくれそうな外観です。
わたし達が、車に乗る時っていうのは「必要にかられて移動」と「なんとなくドライブ」がありますよね。
通勤や買物などで、移動手段として車を使う時の運転というのは、どうしてもストレスが溜まる。
ドライブの時には楽しいスポーツカーも、近所の買い物ではフロントが長くて運転しにくかったりします。
でも、車に乗る時間の多くは、移動のための運転ですよね。
そんな「普段乗り」が楽しくなる車が、今回のDAYZのようなコンセプトの車両だと言えるでしょう。
ちょっとした買い物に出かけるのも億劫でなくなる。「運転って楽しいなぁ」なんて感じることが出来そうな車になっています。
見知らぬ土地での車庫入れもOK
DAYZでは、これまでエルグランドなど、バンタイプ車両で採用されていた「アラウンドビューモニター」が採用されています。
車両の周囲をカメラで撮影して、画面で確認することができる「アラウンドビューモニター」を使えば、自分の運転している車を空から見下ろした視点で確認することができます。
ちょうど、ミニカーを使って車庫入れの練習をしている時のように、車を見ることができるので、もちろん車庫入れに有利。
普段、慣れている車庫や広い駐車スペースなどでは、それほど頻繁に使うこともないかもしれませんが、「この機能がある」と言うことは、安心を買うことでもあります。
旅行先などで、マニアックな駐車スペースに停める必要が生まれても大丈夫。DAYZなら、どこに行っても安心して運転することができる。
わたし達の運転に余裕を作ってくれる車になっているようですね。
カスタムパーツを搭載した「ライダー」エディションや、助手席がスライドする「LV」シリーズなど、複数のシリーズが展開される予定となっています。2013年上半期は、DAYZがいろんな所で話題を呼びそうです。
(桐生 忠彦)