ホンダ・フィットが発売から142ヶ月で国内累計200万台を突破!

ホンダのコンパクトカー「フィット」が国内累計販売台数200万台を突破したことが明らかとなりました。200万台に達したのは2013年3月末時点で、初代モデルの発売以来142ヵ月目。ホンダ車としての最速記録となったということです。

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初代フィットが発売されたのは2001年 6月のこと。それまでスモールカークラスでは存在感の薄かったホンダですが、このモデルによりマーケットの主役に踊り出ます。日本のみならずグローバル市場でも順調に販売を伸ばしました。現行モデルのデビューは2007年10月ですが、ハイブリッドの追加(2010年10月)たワゴンボディのシャトルを加える(2011年6月)ことで、多くのユーザーニーズに応えるラインナップとしています。

fit2009
●フィット累計販売台数の歴史
2003年 9月 国内累計販売台数 50万台突破
2004年 12月 世界累計販売台数 100万台突破
2007年 6月 世界累計販売台数 200万台突破
2007年 11月 国内累計販売台数 100万台突破
2009年 7月 世界累計販売台数 300万台突破
2010年 9月 国内累計販売台数 150万台突破
2011年 8月 世界累計販売台数 400万台突破
2013年 3月 国内累計販売台数 200万台突破

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 また、国内累計200万台を記念して、次のイベントが予定されているということです。

●国内販売200万台突破記念イベント
FITありがとうパレード
2013年4月14日(日)  鈴鹿サーキット
2013年4月20日(土)・21日(日)  HSR九州サーキットコース

歴代フィット展示
2013年4月20日(土)〜  Hondaウエルカムプラザ青山

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2012年度の国内販売台数は170,099台(自販連調べ)というフィット。このペースでいけば、6年足らずで300万台を達成しそうですが、世界的なダウンサイザー・トレンドは今後の売れ行きにどのような影響を与えるのでしょうか。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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