日本自動車販売協会連合会、軽自動車協会連合会が、それぞれ2013年3月の新車販売速報を発表、2012年度の国内新車販売台数が520万台を超え、5年ぶりに500万の大台に乗ったことが判明しました。
具体的には、2012年度における登録車の販売台数は323万7690台、届出車(軽自動車)は197万2601台となっています。これにより、あわせて521万291台となりました。
全体に好調ですが、とくに軽乗用車の販売が大きく伸びているのが2012年度の特徴。それにより全体における軽自動車比率は約37.9%となっています。為替に関わらず輸出よりも現地生産というトレンドは止まりませんから、国内での生産維持のためには軽自動車が重要になるといいますが、市場もそうした国内におけるものづくりを支持しているカタチになっているようです。
登録車では小型車のアクアをはじめとした、いわゆるエコカーが市場を牽引。軽乗用車においてはN BOXやN-ONEを投入したホンダの躍進がマーケットの拡大につながっているといえそうです。
(山本晋也)