日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会のまとめによると、2013年3月までの年間国内新車販売台数が前年比で9.6%増の521万台に達したようです。
500万台を超えるのは2007年以来5年ぶりで、うち登録車は前年比5.7%増の323.8万台。販売を後押ししていたエコカー補助金が昨年9月に終了したものの、予想よりも落ち込みが少なかったと言います。
また軽自動車は前年比16.8%増の197.2万台と好調で、中でも軽乗用車が157.2万台と23%もの伸びを示し、統計を取り始めた1967年以来、過去最高を記録。
軽自動車のシェアは全体の約38%を占めるまでに拡大しています。軽販売で上位のダイハツ、スズキに加えてホンダが「N BOX」で全体の販売台数を押し上げた形。
燃費競争が熾烈化する軽自動車はさらに衝突防止装置などの安全装備でも競争が激化しており、日産が三菱との協業第一弾となる「DAYZ(デイズ)」の発売を6月に予定するなど、大手も軽自動車開発に積極参入。
消費者にとってさらに選択肢が広がると共に、装備が益々充実する軽自動車への注目度がいっそう高まりそうです。
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