アキュラの最上級SUV「MDX」に得意の気筒休止システムを搭載【ニューヨークオートショー】

熾烈を極める高級車マーケットは、1台売れればその利幅は小型車の比ではありませんから売れ続けるのは大変です。ホンダの「アキュラ」も苦戦しているようで、アメリカで最も売れたのは2005年の約21万台で、彼の地で確固たる地位を築いているレクサスの背中は遠いようです。

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そこで、アキュラブランドを続々と刷新する戦略で、今回ワールドプレミアとなったのがSUVのフラッグシップであるMDXです。

2003年〜2005年まで日本でも逆輸入されていましたが、この新型MDXは、全高こそ少し下がりましたが、4900mm超の全長、1960mmの全幅という巨体となると残念ながら日本では売られないでしょう。

3代目MDXのエクステリアは、アメリカで受けそうな力感のあるボディながらも流れるような面と線も採り入れているのが新しく、ハイライトは新開発のV6 3.5L SOHC-iVTEC直噴エンジンで、得意の気筒休止システムにより、6気筒と3気筒を状況に応じて使い分けることで、55%に達する新軽量素材を使ったボディの軽量化やシャシーの一新などとともに燃費向上が図られています。

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(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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