アウディの裾野を広げそうなA3セダンがフォトデビュー

アウディにはA1、そしてドイツ本国などにはA2というコンパクトモデルがありましたが、長年アウディの入門モデルとして愛されてきたのがA3です。今年中にも新型A3スポーツバックの日本導入が見込まれており、3ドアと5ドアのハッチバック「A3スポーツバック」に加えて、セダンボディのA3セダンも用意されるようです(日本導入は未定)。

Audi A3 Limousine Audi A3 Limousine

ボディサイズは全長4460×全幅1800×全高1420mm、ホイールベースは2640mmで、A4セダンよりもひと回り小さく、伝統的なスリーボックスデザインとクーペのクロスオーバーセダン的な仕上がりが特徴。

エンジンは150ps/320Nmの2.0L TDI(直噴ディーゼル)のほか、140ps/250Nmの1.4L TFSI(直噴ガソリン)、180ps/250Nmの1.8L TFSIを用意し、本国には6MTのほか、デュアルクラッチトランスミッションのSトロニックを設定しています。

インパネは最近のアウディの流儀に沿ったデザインで、写真からも質感の高さが伺えます。

技術的なハイライトは、VWグループの次世代モジュラープラットフォーム(MQB)の採用で、1.4LのTFSI仕様は重量をわずか1250kgに抑え、軽量化を果たしているのと、低負荷時には2本のシリンダーを休止させるシステムなどで、1.4Lエンジンは4.7L/100kmの低燃費を実現しています。

Audi A3 Limousine Audi A3 Limousine

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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