フォード「フォーカス」発売迫る、モノグレードで293万円

フォードが世界120カ国で発売するグローバルモデル「フォーカス」の日本発売が迫っています。すでに発表されているように、発売時期は2013年4月13日。エアロパーツなどをまとった「スポーツ」のモノグレード設定となり、希望小売価格は293万円とアナウンスされています。

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フォーカスのパワートレインは、170psの最高出力と燃費性能を両立したというパワーを発揮しながら燃費性能にも優れた2.0L直噴Ti-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング)エンジンとゲトラグ・フォード製の6速PowerShift(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を組み合わせたユニットを搭載します。

エクステリアでは17インチホイールやリヤスポイラー、専用ボディキットがスポーティさを強調、インテリアはハーフレザーシートや左右独立温度調節付きオートエアコン、9スピーカー・プレミアムサウンドシステムなどの標準装備により高いプレミアム性をアピールしています。 

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また「スポーツ」というグレード名にふさわしく、フロントブレーキを利用した左右トルクベクタリング機能も備えています。

さらに、低速走行時にブレーキをかけて衝突の回避を支援する「アクティブ・シティ・ストップ」や、ドライバーの操作に対して車両を安定方向にシフトさせる独自の安全技術「アドバンストラック」を搭載しているほか、SRSフロントエアバッグとSRSサイドエアバッグ、SRSサイドカーテンエアバッグも標準装備しています。

ボディカラーはキャンディレッド、ウイニングブルー、マスタードオリーブ、フローズンホワイト、パンサーブラック、インゴットシルバーの6色。インテリアカラーはブラック、ハンドル位置は右となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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