オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパが欧州28カ国で調査したCセグメントの販売データによると、2013年1月の実績を前年比で見たときに最も伸びているのはトヨタ・オーリスであることが判明したということです。
Cセグメント全体としては2012年1月の約15.5万台に対して、2013年1月は約13.7万台と前年比マイナス12%と 減少していますが、そうしたトレンドの中で、トヨタ・オーリスは前年の5806台から7658台となり、前年比32%の伸びを示しました。
その理由を、トヨタヨーロッパは、ハイブリッドの人気による部分が大きいとしています。
なお、Cセグメントのシェアトップ3については減少傾向。最人気モデルのフォルクスワーゲン・ゴルフは36753台から30319台となり、前年比マイナス18%と販売台数を減らしています。続く2番手のフォード・フォーカスも22300台から17560台へと21%減 、3番手のオペル・アストラは2012年1月の17115台から2013年は16883台と微減に留まっているという状況です。
一方で、ヒュンダイi30が前年比30%増となる7343台を販売するなど、アジア系ブランドが躍進する欧州Cセグメントといえそうです。
(山本晋也)