第83回ジュネーブモーターショーにおいてデビューしたアルファロメオのコンパクト・スーパーカー「4C」に、デビューを記念して1000台限定の特別仕様車『ローンチエディション』がリリースされることが発表されました。
ボディカラーはアルファレッド、ビアンコカララの2色。カーボン製のエアロパーツを備えたほか、フロント18インチ、リヤ19インチのアルミホイールを履いています。
インテリアは、カーボンモノコックを強調するものとなり、アルファレッドのボディカラーでは赤ステッチが各部に入るといいます。またシリアルプレートも備わるということです。
パワートレインは、240馬力の1750cc直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンと乾式デュアルクラッチトランスミッション「アルファTCT」が組み合わされたもので、ミッドシップレイアウトとなっているのは既報の通り。0-100km/h加速は4.5秒と発表されています。
サスペンションはフロント・ウィッシュボーン、リヤ・ストラット。車重は895kgと軽く、前後重量配分は4:6に仕上がっているということです。ブレーキはブレンボ製4ポットキャリパーを採用し、最大減速Gは1.25g、旋回Gは1.1Gを実現しているといいます。なお、ボディサイズは全長399cm、全幅200cm、全高118cm、ホイールベース238cmとなっています。
軽量ボディゆえに、パワーステアリングは備えず、ダイレクトなハンドリングが味わえるというのもアルファロメオ4cのセールスポイント。
この『ローンチエディション』、まずはヨーロッパで2013年9月に発売予定で、価格は税込6万ユーロ(約750万円)。続いて年末までには北米市場をはじめとした世界中でリリースされ、そのタイミングで価格は発表されるということです。また限定1000台の割り当ては、ヨーロッパ・アフリカ・中東が400台、北米が500台、その他が100台とアナウンスされています。
(山本晋也)