トヨタ、日産、ホンダがFCV(燃料電池車)に関する展示を出展した「スマートエネルギーWeek2013」で、各メーカーの方からお話をお伺いすることができました。
トヨタは2015年に燃料電池車の市販モデルを投入するのはもはや公約のようで、しかも「いくら2015年とはいえ年末ではダメでしょう」とのことです。やはり気になるのは価格ですね。どうやら一部で報じられた500万円代はなかなか困難な模様です(もちろん、ニュアンスから察した予想ですが……)。
販売形式はもちろん官公庁向けのリース販売ではなく、i-MiEVやリーフのような一般販売。数年前は1台1億円くらいするのではと言われましたが、2年後となるとかなりリアルな次世代車に思えてきます。
なお、BMWとの提携でトヨタが望むのは技術だけでなく、BMWがクルマで実現している官能性や味わいなどの面のようで、FCVに関してはトヨタの方が断然蓄積があるという自負がにじみ出ていました。
(塚田勝弘)