数年前から注目されているのが自転車用ナビで、商品数も増えてきました。3月下旬からパイオニアが発売するのがサイクルナビゲーションの「ポタナビ」です。自転車で街から街を散策することをポタリングともいいますが、そこから命名したナビで本格的なスポーツライドまで満喫できる機能を用意しています。
最大の特徴が2年間無料で使える通信モジュールの内蔵。これにより、仲間との位置を確認できる「フレンズポイントモード」や、センサーからの情報と走行軌跡をWebサイト「Cycle Lab(サイクルラボ)」のマイページに自動送信、記録できる「カンタンロガー機能」を提供することで、仲間などの他ユーザーと思い出や走行記録を共有できます。
さらに、各種センサーによるペダル回転数や速度、心拍数、パワーなどの情報を数値や楽しいグラフィックで表示するほか、ルート探索機能はもちろん、寄り道しても目的地を見失わない「ポイントライン表示」、設定時間内で往復可能な範囲を教えてくれる「タイムサークル表示」などを搭載しています。
ほかにも、健康志向に応じて理想に近い走行状態を確認できる「ダイエットモード」も搭載。バッテリーは約10時間使用できます。価格は3万9900円で、ホワイトの「SGX-CN710-W」とブラックの「SGK-CN710-K」の2色を揃えています。
■パイオニア「ポタナビ」
http://pioneer.jp/cycle/
(塚田勝弘)