2013年のF1ヨーロッパラウンドで共催される「ポルシェ・モービル1スーパーカップ」でデビューを果たすニュー「Porsche 911GT3 Cup」がジュネーブで世界初公開されました。
今年はポルシェ911生誕50周年で、登場以来じつに82万台以上が生産されてきたといいますから、ボクスターやケイマンなどのヒット作が出ても過去も未来も911は別格なはずです。
新型911GT3カップはこのワンメークレースのために開発されたモデルです。エクステリアはカップカーならではの迫力で、ホイールからのぞくキャリパーはフロントが6ピストン、リヤには4ピストンキャリパーを装着。
エンジンは3.8Lの水平対向を積み、最高出力は先代から10psプラスの460ps/7500rpmに到達。ステアリングにはパドルシフトが備わり、新設計のバケットシートも装備されています。
(塚田勝弘)