三菱の新世代コンパクト「G4」が世界初公開【バンコクモーターショー】

2013年3月25日に開幕する第34回バンコク国際モーターショーにおいて、三菱自動車が、新世代コンパクトセダンのコンセプトカー『MITSUBISHI Concept G4(ミツビシ・コンセプト・ジーフォー)』を世界初公開することがわかりました。

このコンセプトカーは、三菱自動車が世界展開を計画している新世代コンパクトセダンを示すもので、1.2L MIVEC エンジンを副変速機付 CVT と組み合わせたパワートレインを採用、クラストップレベルの燃費性能を目指しているといいます。

グローバルモデルという想定かつ、パワートレインからはミラージュの4ドア版を想像させるコンセプトカーですが、スタイリングは異なる模様。

見切りや取り回しを意識したというショートノーズの先端にはダイヤモンドカットをモチーフとしたフロントグリル、ヘッドランプを配置することで精悍で存在感のあるフロントマスクを実現しているとアナウンスされています。

 99.8万円~という低価格ながら、販売面では苦戦していると伝えられるミラージュですが、異なるキャラクターを予感させる新しいコンパクトセダンは果たして日本導入されるのか、日本で販売されるとしたら名前はどうなるのか、などなど気になる新型モデルになりそうです。 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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