【動画】クルマが自力でバク転を決める世界初の瞬間

クルマが自力でバク転できるのか? そうしたチャレンジは長年にわたって続けられてきたといいますが、ついにクルマがバク転(バックフリップ)をキメることに成功、その映像が公開されています。

1992年の冬季オリンピックでフリースタイルスキーの会場となったゲレンデで行なわれたチャレンジに現れたのは、2年連続ダカール・ラリーの勝者でもあるミニALL4レーシング。ドライバーは、フリースタイルスキーで4度の世界チャンピオンに輝き、いまはラリードライバーとして活躍するGuerlain Chicherit選手。 

他の力に頼ることなく、ミニ自身の加速性能だけによってジャンプ台へ進入、見事にバク転をキメたということです。そして、これはクルマによる世界初のバックフリップである、と発表されています。

なお、このチャレンジに使われたミニ  ALL4レーシングはパイプフレームでミッドシップにパワートレインを搭載するスペシャルモデル。けっしてノーマルのミニでは真似しないでください。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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