「ぶつからないクルマ」への期待は95%と判明!

スバルの「アイサイト」やボルボの「シティ・セーフティ」など、「ぶつからないクルマ」への注目度は高く、とくに「アイサイト」は、装着グレードの人気が高まっています。

そこで、ということか分かりませんが、マーケティング会社のネオマーケティングが自動車免許を保有している全国の20〜40代の男女600名を対象に、「運転に関する意識調査」を実施したそうです。

質問1:運転中に事故にあった経験はありますか?

なんと半数近くが事故に遭ったことがあり、「ヒヤリ」したことがあると加えると、9割近くにのぼります。こうしたアンケート結果を見るとドライバーも歩行者も油断は禁物ですね。

質問2:最近、運転していて「危なかった・ヒヤリとした」対象を教えてください

「自転車」が多いですね。自転車は歩道や車道の交通ルール、マナーでも問題になっていますから、自戒を込めて気をつけたいものです。

質問3:事故防止のための運転支援システムが広がることを期待しますか

「期待する」が48.5%、「どちらかといえば期待する」が38.7%。足せば約9割になりますが、後者の答えの方は「安ければ」などの条件があるのでしょうか? あいまいな返事は日本人らしいですね。

質問4:運転支援システムで期待するものは何ですか

「ぶつからない」、「車線を外れない」、「先行車を追跡できる」はいずれも実現しています。「法定速度でしか走らない」という回答もありますね。

ユーザーニーズからしても運転支援システムはさらに普及するのは間違いありませんが、無条件で「普及することを期待する」人はまだ半数程度というのは意外かも知れません。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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