2月24日はNASCAR最大級のレース「デイトナ500」の開催日でしたが、その前日、同スピードウェイで行われたNASCARのネイションワイドシリーズ(トップカテゴリーの「スプリントカップ・シリーズ」の下位カテゴリー)のレースで大クラッシュがありました。
発生したのは最終ラップ。何台もがからむ多重クラッシュのなかで、No.32 Kyle Larson選手のマシンが宙を舞い、フェンスに激突しました。ESPNなどの報道によると、この事故の結果、少なくとも15名の観客が負傷して病院に搬送されたようです。マシン自体はコース内にとどまりましたが、部品や破片が観客席に飛び込んだんでしょうね。エスケープゾーンがなく、コンクリートウォールとフェンスのすぐ先を全開のレーシングマシンが走るアメリカのオーバルトラックは迫力満点ですが、やはりそれなりにリスクはあるようです。
(まめ蔵)