カーナビはもちろん、スマートフォンを使ったナビが急成長しているいま、かつてほどの存在感はなくなってきたとはいえ、底堅いニーズがあるのが1DINのオーディオヘッドユニットです。
アルパインが2月下旬から発売を開始するCDヘッドユニットは2機種を用意しています。まず「CDE-145J」は、iPhoneにインストール済みのすべてのアプリケーションの音を出力できる「APP Direct Mode」の搭載が注目で、ケーブルは別途必要ですが、ミュージッククリップや動画などの音源をクルマのスピーカーを通じて再生できます。
対応するのはiPhone3G〜4Sまでですが、iPhone5との接続も検証済み(ただし、一部通常と異なる動作をする場合も)とのこと。ほかにもiPodやUSB内にある楽曲再生にももちろん対応しています。
ディスプレイは日本語表示対応、4色のイルミネーション切替などで、9バンド・パラメトリックイコライザーによりきめ細かい音質調整が可能です。
エントリーモデルの「CDE-141J CDヘッドユニット」は、日本語表示はありませんが、3バンド・イコライザーのほかに、「APP Direct Mode」も搭載し、iPhone/iPod/USBなどに対応しています。
また、使用頻度の高いソースをワンタッチで呼び出せる「FAV」フェヴァリットソースダイレクトコールも標準搭載することで、聴きたいアーティストの曲を簡単に再生できます。
価格は上級の「CDE-145J」が1万8900円、「CDE-141J」が1万3650円です。
■アルパイン「1DIN CDヘッドユニット」
http://www.alpine.co.jp/caraudio/headunit/
(塚田勝弘)