GM「ホールデン」がスタイリッシュ・セダン「コモドア」を発表!

GMのオーストラリア部門「ホールデン」がメルボルンで5代目となる新型4ドアFRセダン「VF コモドア」を発表しました。同車はオーストラリアで開発されたモデルで、生産もオーストラリア。

2006年に登場した4代目「VF コモドア」をリ・デザインしてボディパネルなどを刷新したビッグ・マイナーチェンジモデルで、かなり熟成されたエクステリア・デザインとなっています。

全体のプロポーションの良さからか、余り大きく見えないかもしれませんが、実際には全長4,900mm、全幅1,900mm、ホイールベース2,915mmとほぼレクサスLS460並のサイズ。

出力損失の少ない電動パワーステアリングや、軽量なアルミニウム製ボディパネルの採用、空力特性の改善などにより、現行モデル比で燃費が約10%改善されていると言います。 

パワートレインなど詳細は未発表ですが、現行モデル同様にGM製V型6気筒とV型8気筒エンジンが数種ラインナップされるとの予想。

オーストラリアの顧客の嗜好に合わせたインテリアが採用されており、新装備としてインフォテインメントシステム「MyLink」や高解像度のヘッドアップディスプレイ、エレクトロニック パーキングブレーキなどを導入。発売は2013年半ばとされています。

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一方、同車には強力なV8エンジンを搭載したホットバージョン「SS V」シリーズが存在。ブレンボ製ブレーキや専用サスペンション、専用ホイールを装備しており、姉妹車の「シボレー SS」にも反映される模様。 

オーストラリアでは日本の高性能車が人気ですが、逆にこの「VF コモドア」も日本人ウケする外観となっており、日本でも少数ながら取り扱う販売店が存在する模様。サイズは大きめながら、何だかホッとする正統派スタイリッシュ・セダンの登場です。

■ホールデン コモドア Webサイト
http://www.holden.com.au/pages/new-commodore 

 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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