残念ながらクルマという乗り物はバリアフリーとはほど遠く、障がいを持つ方には大がかりな福祉車両やそれに類した装備が必要です。また小さな子どもやお年寄りにとっても乗降という動作はラクとは言いがたいモデルも多く、ラウムの助手席背面にあったアシストグリップをはじめ、センターピラーなどにグリップを設けるなど、各メーカーもファミリーカーには工夫を凝らしています。
自分が障がいを抱えてしまったり、ケガをしたりすると乗降って大変なんだな、と初めて実感するはずですが、もしそうでなくてもお年寄りや子どもなどの家族などが乗降に苦労しているようでしたら、簡単に装着できるアシストハンドルがあります。
上海問屋がホームページでリリースした後部座席用アシストハンドル「DNSB-35040」で、価格は499円。ヘッドレストに装着するもので、ヘッドレストのステー径が13mm以内の場合に対応。衝突時が心配ですが、ソフトグリップの採用で安心です。
■上海問屋「後部座席用アシストハンドル」
http://www.donya.jp/item/24412.html
(塚田勝弘)