ぶつからない、アイサイトが新機械振興賞「経済産業大臣賞」を受賞

「ぶつからない」というキャッチフレーズで知られる、スバルの運転支援システム『アイサイト』に、またひとつ栄冠が加わりました。

現在、スバル車の多くに搭載されているステレオカメラを使った運転支援システムである『アイサイト』を開発した、富士重工業と日立オートモティブシステムズが、第10回新機械振興賞「経済産業大臣賞」(主催:一般財団法人機械振興協会)を共同受賞したということです。

【受賞概要】
受賞対象:「ステレオカメラによる運転支援システム」
研究開発担当者:
 柴田英司(しばたえいじ)  富士重工業株式会社 スバル技術本部 プロジェクトシニアマネージャー
 門司竜彦(もんじたつひこ) 日立オートモティブシステムズ株式会社 技術開発本部 主任技師

ぶつからない、で知られる衝突被害軽減ブレーキだけではなく、全速度域追従クルーズコントロールなど利便性にも寄与する技術として多くのユーザーにも支持、選ばれいるなど普及した安全技術。いまや多くの自動車メーカーが同じような機能を搭載する時代になりましたが、アイサイトという名前だけでいっても2008年から採用しているスバルの先進性が評価されたということでしょう。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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