星崎 俊浩 
これまでスバルといえば、4WDとラリーで名を馳せた硬派なイメージが強いメーカーでした。現行レガシィがアメリカ市場で成功を納めてからは、新しい都会派イメージを大切にしているようです。新型XVは、そんなスバルの新たなイメージを踏襲して登場しました。
■特徴：「エコタイヤ」と「アイドルストップ」を装備した都会派4WD
新型スバルXVは、4代目インプレッサSPORT（5ドアハッチバック）と同ボディを採用。パワーユニットはスバルが誇る「2.0L水平対向NAエンジン＋CVT＋4WD」を搭載し、大きいタイヤ等で車高を上げて悪路での走破性を向上させました。同時に、エコタイヤとアイドルストップを全車に採用して、快適性と燃費性能も両立しています。XVのカラーは全9色。うち2色が専用色で、イメージカラーならタンジェリンオレンジ・パール、シックなアメリカ志向を楽しむならデザートカーキが選べます。
■使い勝手：クロスオーバーなのに日常でも使える便利さ！
新型XVはインプレッサSPORTよりも車高が上がっているため、乗降性や見晴らしが良くなっています。特に前席高600mmは、日本人の体格に最も適した高さとのこと。全車にチルト＆テレスコピックステアリングを装備して、より運転しやすい環境を提供しています。またインプレッサ・ベースですから、ドリンクホルダーや小物入れ等の日常使いも抜かりなし。クロスオーバーでありながら、毎日乗って快適で使いやすいクルマに仕上がっているのが嬉しいですね。
■バイヤーズ：イチオシはスバルが誇るアイサイト付きグレード
新型XVの価格帯は、概ね219.5万〜246.8万円。グレードは3つとシンプルながら、ベーシックな2.0iでも17インチアルミやクルコン、本革ステアリングなど装備は充実。ただ中間仕様の2.0i-Lの方が、HIDやキーレス、運転席電動調整式など、価格上昇以上の装備が付くためお買い得。中でも今買うなら、安心安全装備のアイサイトが付くトップグレード「2.0i-L EyeSight」がイチオシ！またルーフレールは、オプション4.2万円で選べますから、お好みでどうぞ。
新型XVは、インプレッサでは普通すぎるしフォレスターでは大袈裟に感じるアクティブ層に、まさにジャストフィット！都会でもアウトドアでも、四季折々のカーライフを満喫できるクルマに仕上がっていると思います。
■新型スバルXV
http://www.subaru.jp/xv/xv/
（拓波幸としひろ）
