ホンダNSX、また一歩市販に近づく!【デトロイトショー2013】

2012年のデトロイトショーでお披露目され、2015年までの市販化がアナウンスされているホンダ(アキュラ)NSXが、2013年バージョンへと進化して、ふたたびデトロイトショーで公開されています。

基本的なスタイリングはそのままにディテールが進化しています。クリーンなサーフェスとなっているのは空力性能をアピールするためでしょうか。

またパワートレインについては、V6エンジンとモーターによるハイブリッドSH-AWDであることは変わっていないとのこと。

 

今回の進化ポイントはインテリア。いかにもミッドシップ・レイアウトらしいキャビンフォワードからくるタイトなコクピットが公開されています。ハイブリッド・パワートレインゆえに2ペダルとなっていますが、画像で確認できる範囲ではシフトレバーは見当たりません。レクサスLFAなどと同様にパドルシフトでのシフト操作となる模様です。 

シンプルなわかりやすさがテーマというインテリア。たしかにステアリングスイッチも最小限に抑えられているようで、ドライビングに集中できる空間を目指しているといえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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