日産セレナが2012年も、連続ミニバン販売台数ナンバーワン

日産の人気ミニバン「セレナ」。その2012年1月~12月の販売台数が9万6020台となり、2011年に引き続いて国内ミニバン販売台数 第1位となったことが日産から発表されました。

2012年8月のマイナーチェンジにより、JC08モード燃費15.2km/Lとクラストップとなる「S-HYBRID」の投入が、こうした高い人気に、2年連続ミニバン・ナンバーワンの座につながったということです。

なお、日本自動車販売協会連合会の発表データによると、2012年の登録車販売ランキングは次のようになっています。

1位:トヨタ・プリウス
2位:トヨタ・アクア
3位:ホンダ・フィット
4位:ホンダ・フリード
5位:トヨタ・ヴィッツ
6位:日産 セレナ
7位:日産 ノート
8位:トヨタ・カローラ
9位:ホンダ・ステップワゴン
10位:トヨタ・ヴェルファイア

日産が定義しているミニバンとは『3列シートの国産車』、その条件でいえばフリードのほうが上位に思えますが、フリードには2列シートの「スパイク」も含まれるため、純粋に全グレードで3列シート以上であることをミニバンとすれば、日産セレナがナンバーワンというわけです。

また、日本自動車販売協会連合会の販売データによればトヨタの兄弟モデルであるノアとヴォクシーを合計した台数は8万7303台で、セレナにはいま一歩届いていません。やはり”ミニバン”ではセレナがナンバーワンといえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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