井元貴幸 
東京オートサロン2013 スバルブースでXV SPORT CONCEPTと並んで注目を集めているのが、新型フォレスター XT EyeSight をベースとしたフォレスター SPORT CONCEPT。その気になる詳細をチェックしてみました。
マットオリーブブラックに塗装されたフォレスターは、ベース車より車高を約70ｍｍローダウン。各部のパーツもブラックを中心にワンポイントで赤を使うなど、大人の渋さ抜群！その特徴的なボディカラーもインパクトがありますが、やはり目を引くのは20インチのBBSホイール。
こちらは超超ジュラルミン鍛造ホイールで、サイズは8.5J×20+38。カラーはブラックにワンポイントで赤いラインがスポーティな印象となっています。ブレーキはブレンボ製6ポッド！性能だけでなく大径ホイールに引けを取らない見た目の迫力もただならぬ雰囲気を醸し出しています。
フロントグリルにも外枠にワインポイントの赤いストライプが配され、スポーティさを強調しています。
フロント周りでは開発中のSTI製フロントアンダースポイラーが装備されていました。
こちらは市販化に向け開発中とのことで、人気のSTI製スポイラーの登場を待ち望む新型フォレスターオーナーにも注目のアイテムです。
フロントとあわせて要注目のサイドアンダースポイラーは。新型フォレスターの特徴でもあるクリーンサイドシルに合わせてドアに装着されるタイプとなっており、衣服を汚さない心遣いはエアロパーツにも引き継がれています。こちらは参考出品とのことですが、会場での反応によって市販化も検討するそうです。
エクステリアの低められたフォルムや大径ホイール、マット塗装の他にもフォレスターSPORT コンセプトのもう一つの特徴とも言えるのが、インテリア。
ステアリングやドアトリムがレッドという強烈なインパクトは、外見の渋い印象とのギャップが斬新です。
もちろんシートもレッドとなっているほか、ピラーから上部のトリムをブラック化することで、より赤が映えるインテリアとなっています。
全体的にオンロードでのスポーティなイメージを強調したフォレスターSPORT CONCEPTはローダウンされたフォルムに控えめなエアロパーツ、大径ホイールと大型ブレーキキャリパーといった装備は2代目フォレスターに設定されていたSTIバージョンの再来を思わせる仕様となっており、参考出品モデルとはいえ、発売への期待が高まります。
世界5大陸を走破するFORESTER LIVE で、オフロードでの実力を実証しているフォレスター。
オンロード面で性能を強調したフォレスターSPORTS CONCEPTは、フォレスターの新たなキャラクターを発見できるモデルと言えるのではないでしょうか？
（井元 貴幸）
