アメリカンサクセスの象徴キャデラックATSが北米でビークル・オブ・ザ・イヤーに選ばれた理由とは?

ロスアンゼルスをベースにした、北米最大級の自動車メディア団体であるモーター・プレス・ギルトの選ぶ「ビークル・オブ・ザ・イヤー2013」に、キャデラックATSが選ばれたということです。

キャデラックATSといえば、日本でも2013年3月より発売がはじまるスポーツサルーン。2リッター直噴ターボや前後重量配分50:50というバランスのとれたFRシャシーが走りも予感させるキャデラックとして注目を集めています。

今回、モーター・プレス・ギルトがキャデラックATSを栄えあるビークル・オブ・ザ・イヤーに選んだのも、そうした走りの魅力が大きかったよう。

「キャデラックATSは、ストリートとサーキットの両ステージにおいて、十分なパフォーマンスを発揮します。魅力的なインテリアも注目です。そして、なにより運転することが楽しいことが重要なポイントとなりました。」と選考理由がまとめられています。

なお、日本での希望小売価格は、4,390,000円〜。走りのキャデラックへの期待が、またひとつ高まる受賞のニュースといえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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