マンチェスターCのFWテベスが警察に没収されたポルシェ「パナメーラ」はこんなクルマ

報道によると、マンチェスターCのFW カルロス・テベス選手が再三の注意にも関わらずイギリスで有効な運転免許を取得しなかったために、愛車のポルシェ・パナメーラを警察に没収されたとのことです。

 

パナメーラといえば、ポルシェの4ドアサルーン。基本はフロントエンジン・リアドライブで、四輪駆動もラインナップしています。コマーシャル映像からも、ポルシェのヘリテージを受け継いだ、正統な4ドアモデルであることが理解できます。

もちろん、ポルシェのクルマらしく走りはパワフル。日本仕様におけるパワーユニットとしては、3.6リッターV型6気筒(300馬力)から4.8リッターV型8気筒(400馬力/430馬力)、スーパーチャージャー付き3.0リッターV型6気筒+モーターのハイブリッド(380馬力)、そして4.8リッターV型8気筒ターボ(500馬力/550馬力)といったバリエーションが用意されています。

今回、カルロス・テベス選手が没収されたというパナメーラがどのグレードだったのかは不明ですが、スター選手だけに最上級の550馬力を発生するターボSだったのでしょうか、それとも今風にハイブリッドだったのでしょうか。

 いずれにしても、日本の税込価格で943万円~2506万円という高級車。一般人であれば、はやく免許を習得して返却してもらおうと考えそうなものですが、カルロス・テベス選手はどうするのでしょうか。

 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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