マツダ・アテンザがフルモデルチェンジしてクラストップの燃費性能と安全装備を広く採用!

2012年11月20日、新しいマツダ・アテンザが発表されました。マツダの山内孝CEOいわく『「走る歓び」と「優れた環境安全性能」の調和を実現した、SKYACTIV技術の最高峰とも言うべき、フラッグシップモデル』の登場です。すでにプロトタイプとして姿を見せていたアテンザですが、価格など詳細も明確になったというわけです。

ボディはセダンとワゴンの2種類で、グレード構成と価格は以下の通り。

●セダン
20S:250万円
25S Lパッケージ:300万円
XD(6AT):290万円
XD(6MT):302万6000円
XD Lパッケージ :340万円

●ワゴン
20S:250万円
25S Lパッケージ:300万円
XD(6AT):290万円
XD(6MT):302万6000円
XD Lパッケージ :340万円 

セダン、ワゴンとも価格差はなく、Sがガソリンエンジン(数字は排気量)、Dが2.2ディーゼルとなっています。またLパッケージは19インチホイールや先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」を標準装備しているグレードとなっています。

注目は、この先進安全技術「i-ACTIVSENSE」が、6MTディーゼルグレードをはじめ、他のグレードにもメーカーオプションとして装着できること。

アクティブ・フロントライティング・システムとディスチャージヘッドライトがセットになった「ディスチャージ・パッケージ」は7万3500円、スマート・シティ・ブレーキ・サポートやレーダー・クルーズ・コントロールなどがセットになった「セーフティ・パッケージ1」は15万2250円、ハイビーム・コントロール・システムと車線逸脱警報システムがセットになった「セーフティ・パッケージ2」が5万2500円となっています。

グレードによって組み合わせが限定される面もありますが、「セーフティ・パッケージ1」と「セーフティ・パッケージ2」をXD(6MT)にメーカーオプションとして装着した際の希望小売価格は323万750円。MTですからレーダー・クルーズ・コントロールでのシフトチェンジはドライバーに役割となりますが、MTといっても先進安全装備がつけられるのはポイントが高いといえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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