1年で10万キロを走破する新型フォレスターの新しいチャレンジ 「FORESTER LIVE」とは

スバルといえば、数々の記録に挑戦してきたメーカーですよね。

初代レガシィの10万キロ耐久テストにおける平均速度記録樹立、2代目レガシィツーリングワゴンによる市販ワゴン世界最高速度記録樹立、そして3代目レガシィにおける公道における1km区間平均速度「ステーションワゴン多量生産車無改造部門」世界速度記録など、これまで多くの伝説を作ってきました。

そんなスバルの次のチャンレンジが、新型フォレスターによる「FORESTER LIVE」です。

このフォレスターライブは、これから1年間をかけて世界5大陸、約10万kmを走破するというもの。これまでの記録と違って速さの数字を大きく誇るものではありませんが、無改造かつ日本仕様の市販車で世界中を駆け抜けるという壮大なプロジェクトだってことが見どころですね。

スタートは、灼熱のオーストラリア。数時間前、フォレスターの正式発表と同時にフォレスターは走り始めました。

まずは2カ月かけてオーストラリア大陸を約2万キロ走り、その後欧州、アフリカ、そして北米と世界の道を走る予定。世界中の過酷な環境の道を走りながら、シンメトリカルAWD、X-MODE、ターボエンジン”DIT”などを実証していくの壮大なプロジェクトです。

このチャレンジがいままでと大きく違うもうひとつは、実証の様子を広く発信していくこと。

スペシャルサイト「FORESTER LiVE.com」にはほぼ毎日のレポートや動画配信などがアップされ、世界を走るフォレスターの様子をチェックできるのです。

クリッカーでもこのチャンレンジを追っていく予定なので、お楽しみに。

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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