山本晋也 
北米最大規模のカスタムカーの見本市、SEMAショー2012が開幕しました。
ここ数年、メーカーとして参加しているホンダが今年の主役に選んだのはアコードですが、日本で販売している車種でいえば、CR-Zも気になるところ。
HPD（ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント）が手がけたCR-Zのストリートチューン仕様は2010年から着々と進化しているものです。当初はターボ仕様だったエンジンは、昨年からスーパーチャージャーでパワーアップされています。
CR-Zのスーパーチャージャー仕様といえば、日本では無限によるコンプリートカーが限定販売されていますが、それとは別のラインで進化しているというのが、このHPDによるエンジンチューンということです。
昨年は単体展示だったスーパーチャージャー・ハイブリッドユニットでしたが、今年は車両に搭載、排ガス規制を考慮するなど、より現実的な提案になったといえそう。
パワーユニットだけでなく、サスペンションやブレーキ、タイヤなどトータルにパフォーマンスアップしているといいます。日本のCR-Zファンにも気になる存在といえそうです。
（山本晋也）
