「ECOPIA(エコピア)」ブランドの低燃費タイヤで知られているブリヂストン。第三者機関による無作為抽出調査により、日本国内における低燃費タイヤの装着率ナンバーワン(40.2%)となったそうです。
まさに低燃費タイヤの代名詞的存在となっているブリヂストンが、ZEVである電気自動車専用にタイヤを開発しました。
それが『ECOPIA EV-01』です。
トレッドゴムの抵抗を減らす「ナノプロ・テック」テクノロジーにより航続距離を伸ばすと同時に、トレッドパターンはレグノ譲りの静粛性設計で静かな電気自動車でノイズが目立つのを防いでいるといいます。
さらに、回生ブレーキなど制動時に負担の大きな電気自動車の特性に合わせたデザインとすることで、偏磨耗を抑制。摩耗ライフを従来品(ECOPIA EX10)との比較で約21%向上させているとのこと。
用意されるサイズは205/55R16 91V(オープン価格)ですから実質的に日産リーフ専用タイヤ。なおタイヤラベリング制度によるグレーディングは、転がり抵抗係数(RRC)が上から二番目の「AA」、ウェットグリップ性能は上から三番目めの「C」となっています。
(山本晋也)