まさに墓場! 魔のコーナーに引きずり込まれるクルマ達【動画】

9月14日から16日に北海道で行なわれたラリー北海道。アジアパシフィックラリー選手権と全日本ラリー選手権の併催で、日本のラリーでは一番走行距離も長い最大の大会です。

facebookやTwitterで自宅から競技の様子を追いかけていると15日の午後、いきなり衝撃的な写真がアップされました。


(写真 CUSCOジュニアラリーチーム)

うわーっ!何だこれは?どういう状況だ?
ラリーは1台ずつでステージを走りタイムを競うので、レースのようにマシン同士がぶつかってコースアウトということはありえません。つまり、ここに写っているマシンはすべて、引き込まれるようにコースアウトしていったということなのです。

すごい勢いで刺さってますねぇ。

続いてはそのクラッシュをドライバー目線でどうぞ。問題の場所は2分7秒から。

CUSCOジュニアラリーチームのプロトン サトリア・ネオ 佐藤りあちゃん号のインカーカメラ映像です。

ラリー北海道でオーバーオールで総合優勝した新井敏弘選手も、実はこの場所でコースアウトしているのですが・・・

なんと、木をなぎ倒した上に自力で脱出!さすが世界の新井。

このなぎ倒された木を避けながら走る後続のマシンも相当大変なようです。

この木の様子をインカーカメラでどうぞ。全日本ラリーJN4クラス 鎌田卓麻選手の映像です。問題の場所は1分50秒から58秒の間。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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