新型スズキワゴンR発表 燃費は28.8km/L〜 浜岡原発との兼ね合いからエンジン生産は湖西工場へと鈴木修会長が発言

新型ワゴンR&ワゴンRスティングレーがフルモデルチェンジして本日9月6日に発表されました。

新型スズキワゴンR

軽自動車として初となる減速時のエネルギーを回収するシステム「ENE-CHARGE(エネチャージ)」や、アイドリングストップ時にも冷風を送ることができる蓄冷材内蔵エアコン「ECO-COOL(エコクール)」などを搭載し、省エネルギーを特徴として軽ワゴンとして日本最高の28.8km/L(JC08モード)を実現し、登場しました。

新型スズキワゴンRスティングレー

発表では、鈴木修会長が最初に壇上に上がりました。

鈴木修スズキ会長兼社長

スピーチでは、軽ワゴン最高の燃費を記録しているが、これは明日にもどこかのメーカーに破られてしまうかもしれないくらい、現在は燃費改善技術で各社しのぎを削っているということ、これまでエンジンは浜岡原発からわずか11kmしか離れていない相良工場で生産されていたが、今回から湖西工場でエンジン、車体も生産すること、軽自動車は(OEMを含め)国内全8メーカーで取り扱われることになって嬉しいことなどと述べました。また、インドでの工場での暴動については事実と違った報道もあり、今回はワゴンRの発表でもあるので、どうかそのことには触れないで欲しいと付け加えていました。

価格は、110万9850〜161万3850円です。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
続きを見る
閉じる